恵命我神散
いつも登場する「私」
このおなかの弱さは筋金入り、赤ちゃん時代かららしいです。
そんな腹とともに生きてきた中でも思い出深いのが
「恵命我神散」
ご存知ですか?
どんなときにどうやって使ったかというと、
幼稚園の頃。ある日突然、舌にブツッと痛いものが出来た私。
それをばあちゃんに報告したのです。
私「ばーちゃーん!!!ベロに何かできて痛い!!!」
そしたらばあちゃんが何か持って来て、口を開けろというので
言う通りにしました。
私「!!!!!!!苦い!!!?」
ば「しばらくのせとけ。」
幼稚園の味覚にはきつすぎる、苦くて緑色の謎の粉を舌にのせられ
悶絶すること数回。
不思議な事に、痛いものはすっかり良くなりました。
この謎の粉が「恵命我神散」という「胃薬」だったんです。
漢方薬のようです。
おそらく、その辺の幼稚園児に飲ませていいほどの味じゃないです。
ぐお…!!!
ってうなるほど衝撃的に苦い。でも、慣れてくると不思議と癖になる味。
実家にいる頃は、本当にお世話になっていました。
「ばあちゃんの不思議粉」っていうイメージの薬だったので
親戚あたりが畑でつくったものだろうと思っていたのですが
ちょっと調べてみたら、なんとちゃんと販売が続いてるお薬のようです。
地元では中々手に入らず、当時は東京の親戚から送ってもらってたんだとか。
苦いのが癖になります。平気!という強者はお試し下さい。
恵命我神散