自由人にゃんちの日々

自由人にゃんちとの日々の記録

どうしようもない事実

自分の話になりますが、


私は自分の体のパーツで気に入っているところがありません。


特に気に入らないのが「醤油顔」なんですが


今はやりの秋田美人みたいな、ぱっちり二重とはほど遠く、


おまけにおでこも狭いので、何の髪型もしっくり来ません。


こんな調子なので、人前で何かを披露したり


注目されそうな騒がしい催し物に出席する事はできる限りやりたくないのですが


どうしても逃げる事のできない「結婚式」というイベントが


来月に差し迫ってきてしまいました…






い、い、イヤだ…


何が楽しくて、自分の醤油顔のアンバランスボディを


人前にさらさなければならないのだろう…


そんな後ろ向きな気持ちでいっぱいな私とは裏腹に


時間だけは猛スピードで進んでいきます。






つい先日、いよいよ最後の打ち合わせが終わりました。


その日に、「ヘアメイク打ち合わせ」という


本番の髪型とメイクを一通りやってもらうという時間がありました。


さすがにその日は、プロのメイクさんもいることだし


きれいな飾りもつけてみるだろうから


なんとか私もかわいくなるんじゃないかと期待して臨んだわけですが。








メイクの途中は、自分では絶対にやらないだろうな、


ってぐらい丁寧に色んなところを直してもらい、


やっぱりもしかして、私もかわいくなるかもしれない!!!!!


って少しずつ期待も膨らんできます。


なにしろ女優さんの楽屋のような場所で、


IKKOさんみたいなメイクBOXを広げながらやってくれるのですから!








そして、アイシャドーを塗り終えた目をゆっくり開いて


かわいくなったであろう自分の顔を鏡で見てみたら







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そこにあったのは、いつもよりメイクが濃いめの醤油顔でした。








頭には皇族みたいな飾りも装着され、


まるでかわいくはありません。




…醤油顔の人間は何やっても醤油顔だと、この瞬間はっきりと悟りました。







その後、何パターンかメイクをしてもらいましたが


やる気がなくなったため、口紅の色とかどうでも良くなりました。


ただただ、自分は醤油顔だ、


そのどうしようもない事実を何度も何度も噛み締めた一日となりました。