引っ越し前夜 二人編
にゃんちの部屋のドアを開けたとき
もうそれは、悪夢の始まりでした。
現在時刻、am0:00
引っ越し開始まで、あと8時間。
何一つ手を付けていない部屋にいる、にゃんちと私。
にゃ「おれ今からやるからな。」
私「…そうだね…やらないと引っ越せないもんね…」
一人でやるとは言ってるものの
私も今日までの間、散々にゃんちには迷惑をかけてしまったので
何も言わず手伝う事にしました。
私の体が炭なら、まだ燃えるはず…
ホコリとお菓子のかけらが舞い散る中、
無言で片付ける私たち
何をどう片付けたのか覚えていませんが、
am5:00、にゃんちの部屋が一段落つきました。
にゃ「ありがとな!!!!!お前いいやつだな!!!」
私「はは…」…寝たい。
しかしあと3時間後にはまた私の部屋に行かなきゃいけません。
運悪く、この日は雨が降っていました。
今日という日は終わったのか始まったのか、
どっちなんだろう…