ブラックユーモア
今日突然、学生時代の恩師よりメールが届きました。
「14:00~フジテレビの“知りたがり”にちょっとだけ出るから見てね★」
!?
なんのこっちゃ!これは見なくては!と、
小一時間TVをつけながら作業をしていると
なにやらフランスのテレビ局が行き過ぎた風刺をしてしまったとの事で
特集が組まれていました。
日本の原発事故の事をひきだして、サッカー選手をからかってしまったんですね。
詳しくは触れませんが、さすがに私も不快感を覚えてしまいました。
制作側は、ユーモアのつもりだったようですが。
その中の「ユーモア」としての表現は世界の国々でどう違うかという話で
日本の考えはどうなのか?というコーナーに
大学時代に大変お世話になった、関口先生が出ていらっしゃいました。
私の表現の基本となる部分で
多大なる影響を頂いた、大好きな先生です。
一コマ漫画で、「ブラックユーモア」をテーマにした作品を制作されています。
中々シビアな話題だけに、なんてお話しされるのだろうかと思っていたのですが
相変わらず先生の哲学は変わる事なく
「表現の根底には思いやりを」
そんなお話をされていました。
番組のコーナー自体が重ためな内容だったので、
見終わってしばらく考えさせられましたが…
形は違えど、つくる事を仕事にしている以上、
「いつも思いやりを」忘れちゃダメなんだなと、初心に返った気分です。
最後になりますが、関口先生の作品集はこちらです。
ご興味を持たれた方は是非!