失恋
にゃんちも寝坊せず会社に来るようになったころ
気がつけば世間は、恋人達の祭典:クリスマスのようでした。
もちろんその日も仕事で、帰れるわけなかったけど。
仕事の合間、リーダーのおにいさんが冗談で
「sueちゃんは彼氏とデート?」って聞いてくれたのですが
運悪く数日前に失恋していた私は
「いえ、別れたんですよね…」って言いました。
そしたらリーダーのおにいさんに
「…っっ!? そゆこともあるよね!!;」
って変な気を使わせてしまいました;
「私なんかに気使わせてゴメン!!!」て言おうとしたら
※ちなみにリーダーは私と同じ歳のできるヤツでした。
えっっっ…
凍りつくリーダーと私の隣のお姉さん。
でも当の私はにゃんちのこのひと言で
失恋なんて一気にどうでも良くなりました。